日記

ファッションとしての刺青

刺青といえば、少し前まではマイナスなイメージが
少なからずも浸透していた。

5,6年前までは刺青・タトゥーに関する雑誌なんて
少ししかなかった。

実話ドキュメントやバースト、チャンプロードなど
ちょっとマイナーな雑誌にしか刺青の情報なんてなかった。

しかし、今は違う。

ざっとあげても、刺青・タトゥーに関する雑誌は
タトゥーバースト・タトゥーザライフ・タトゥートライバル・
ガールズタトゥー・墨・などなど・・・

数年前に比べれば、刺青に関する雑誌や本が沢山ある。

そのお陰で、タトゥー・刺青と言うものがこの日本でも
だいぶポピュラーになったんだな、と思う。

ファッション的にタトゥーや刺青を入れる事に対して
批判的な意見も多々見られるが、
私はそうは思わない。

確かに、ただ単に「かっこいいから」だけではちょっと困るけれど
刺青の根底にあるプリミティブな意味、そして精神的な成長を
刺青はもたらしてくれるものだと私は思っている。

最初はファッションで入っても、その素晴らしさに
心惹かれていく人が増えるのは 嬉しいことだと思っている。

刺青の歴史やそのバックグラウンド、そして美しさを理解する人が増えていけば
偏見も少しはなくなるのではないだろうか。
posted by スミ屋 at 16:59 | Comment(25) | TrackBack(4) | 日記

和彫りと洋彫りの違い

よく、和彫りと洋彫りはどこがちがうんですか、と聞かれることがある。
和彫りと洋彫りの違いは、デザインだ。

手彫り=和彫り、と思っている人も沢山いるかもしれないが
私の解釈ではちょっと違う。

マシンで彫っても、手で彫ったとしても和彫りは和彫りだ。

伝統の絵柄や化粧の形がしっかりしたものが和彫りである。
べつに、手彫りだろうが機械彫りだろうが関係ない。

「ワンポイントで和彫り」なんていう人もいるが、間違っている、
「ワンポイントの和柄」なら正解だ。

海外で彫られているジャパニーズスタイルなどの絵柄は、
厳密には和彫りではない。

もちろん、しっかりとした和彫りを勉強して刺青を彫っている方もいるが
ほとんどは「ジャパニーズスタイル」であって、和彫りではない。

では、厳密な違いっていったい何なんだろう?という事になるのだが
tattooと刺青の違いは一言で言うと「スタイル・デザイン」の違いである、と私は解釈している。

刺青や和彫りといわれるものは、日本で江戸時代より彫られてきた「彫り物」が原点にあるものである。

その刺青師によって多少の違いはあるものの、龍ならば化粧は水か雲、合わせる花はどういった・・という細かいルールが決められている。

そういった刺青の一定のルールをきちんと理解した上で彫られているのが「刺青」「和彫り」といわれているものではないのか。

きちんとした刺青・和彫りのルールを理解した刺青師が彫った作品は、ある程度ルールにしたがわずにアレンジされた作品でもそれは「和彫り」である。

逆に、まったくこの刺青のルールを理解していない彫り師が彫った作品は、どんなに「和彫りっぽい」形になっていたとしても、それは和彫りではない。

基本的な部分が、欠けているのだ。
posted by スミ屋 at 14:54 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

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